Mar 2, 2009

最近思う事。


LAでは一つのパーティーの寿命が極めて短い。
日本の”Soul free"今年で10年。ないない。

日本のパーティーみたいに一度メンバーなり何なり決めると、最低調子が悪くても半年は粘るのではないだろうか。
しかしこっちの人事は入れ替わりが激しい。勿論今の自分のネームバリューに比例するのも否めない事実だが。2週間でパーティー打ち切りとか当たり前。気が付けば他のDJもいきなり変わってたりする。

そこで思う事。「休憩しない。」いや、出来ない。のである。
汚い話、こっちから良い話さえあれば急に違うパーティーに移る事も考えなければならない。金曜日の帯を毎週やっているが、もう今から違う金曜日の話をしておくくらいの準備が必要なのである。

終わってからでは遅いのです。

こんな事、日本で考えた事なかったな~。

そして平日をしっかり埋めていく事が結構重要。週末になると質全的にパーティーが多い分、すぐチャンスは巡ってくる。しかし平日は需要があまり無いので、一度抑えてその上軌道に乗った日にはかなりオイシイ。

Jay-Zが言ってたな。「休む時は死ぬ時だ。」

分かる気がする。

しかしこの発想は末端のDJが飯を食う為の発想であり、トップクラスになると帯(Weekly Party)は週一くらいで後は週4くらいで永遠にアメリカ中を回っている。アメリカの地方になると、日本と同じで単価(ギャラ)が上がる。極力地方に行きたいのだろうと思う。

自分も今後、今の5倍くらいまでは上げれると思う。そうなるには何が必要か?

肩書きである。

"Power 106""Skam Artist"このどちらか(両方の肩書きを持つDJも居る)に入るしか今のところ短期間で名前を売る方法は他に見当たらない。

逆に自分がクラブの毎回のプレイで名前を売っていく手段を取ったならば、アメリカに来るのは遅すぎた。速くても2~3年以上はかかるだろう。差別もあるし。

日本のメディアも視野に入れれば、"Power 106"が良いだろうが、実際DJとしての花形は"Skam Artist"やや有利という状況である。
※"Skam Artist"はDJ専門のマネージメント事務所。

これを実現できれば、人種差別は吹っ飛ぶな。
そして日本居た時より日本で有名になりそうやな~。hehehe.

必ずチャンスはあるはずだ。